一般歯科【失った歯の治療】
クラウン(保険診療)
●前歯
前歯は表にプラスチックに似た素材、裏に金属を使って作ります。 最初はきれいですが、表の材質がはがれたり、経年的に変色する場合があります。

●奥歯
奥歯は噛み合わせに耐えるため、金属のみで作ります。
小臼歯に限って白い歯を作ることもできます。
ただし、やはりプラスチック類の素材なので噛み合わせに耐えきれず、割れてしまうことがあります。

国で定められている材料を使って作ります。
2年間は保険での作り替えができません。
ブリッジ(保険診療)
ブリッジとは、両側を支台歯として用い、これと結ぶことによって作られるものです。ブリッジは、形態の回復の他、歯周組織や顎関節、筋肉などの保護や咬合機能の回復を行う優れた構造物です。
しかし、支台歯として健全な歯を削らないといけない事や、磨きにくいなどの欠点があります。


義歯(入れ歯)(保険診療)
部分入れ歯(1本歯がない状態でも可能)から総入れ歯まで、多種に渡って作ることができます。
残っている歯に金具をかけて歯のない部分を人工の歯で補う方法で、着脱する手間があり経年的に歯ぐきとの形が合わなくなりやすいです。
保険では半年に1回作り替えることができます。


金属床(総入れ歯)(保険適用外)
保険外ですが、ご希望に応じて入れ歯の歯ぐきの部分を金属にすることもできます。
入れ歯を薄く作ることができるので、食べ物の熱感や味を損なわず、発音もしやすくなります。


インプラント(保険適用外)
歯のない部分の骨の中に人工の根っこ(主にチタン製の金属)を埋める歯科手術をし、まるで歯が復活したかのように噛めるようになる方法です。
保険が効かないので高額ですが、気にせず自由に噛める喜びは何ものにも代え難いですよね。
通常、1回目の歯科手術から3~6ヶ月程度で最終的に噛める歯の取り付けとなります(個人差があります)。
なお、骨や歯ぐきの状態によってはできない事があり、事前の歯科検査が必要です。

歯が1本抜けた場合 |
歯が数本抜けた場合 |
歯が全部抜けた場合 |
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従 来 の 治 療 |
![]() 周りの歯を削ってブリッジにしますので、健康な歯を削らなくてはなりません。 |
![]() 入れ歯を固定するための針金が、見た目にも機能的にも不快です。 |
![]() 入れ歯がずれたり、食べ物が内側に入ったりして、痛いことがあります。 |
イ ン プ ラ ン ト |
![]() 健康な歯を全く削ることなく、歯のない部分にインプラントを入れます。 |
![]() 針金付きの入れ歯ではなく、歯のない部分に適切な数のインプラントを入れるので、取り外す必要がありません。 |
![]() 数本のインプラントを入れて入れ歯の固定源となる維持装置にマグネット(磁石)を取り付けますので、入れ歯が安定します。 |